サボり魔の無気力君 2020-08-14 20:09:40 |
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>>幸くん
(パチパチと拍手をして言葉を紡ぐ彼、先程までは若干呆れていたものの彼の笑みを見ればそんな気持ちは何処かへ吹き飛んでしまった。喜んでくれたならそれで良いか、と思いつつ彼の言葉に「そうね、そういえば」と返し。確かに出会って結構経つ、とは思うがお弁当を一緒に食べたのはこれが初めてか。定期的にこういう時間を作るのも悪くないかもしれないな、と思わず笑みを溢して。)
「そこドヤ顔するところかしら…?まぁ御昼ないとお腹空くものね…優先したい気持ちは、分からなくはないかも」
(そう言って悪戯っぽい笑みで彼を見つめる。差し出した割り箸を使ってタコさんウィンナー、卵焼き、唐揚げを美味しいと言わんばかりに目を輝かせて摘んでいく彼はなんだか自分の弟と妹を連想させて__…とても可愛らしく思えてしまう。と、微笑ましく思っていた矢先彼はハッとした表情になって此方に残りの御弁当を差し出した。半分程になった御弁当箱を見るなり、'相当叱られたんだろうなぁ…'と考えながら苦笑いをすると箸を持ち、差し出されたお弁当を少しだけ彼の方に寄せて、丁度自分達の中心の位置に来るように調整し。)
「授業も先生からのお叱りも大変だったでしょ。…今日は好きなだけ食べて良いから、そんな申し訳なさそうな顔しないの」
(そう紡いだ後に「私はちょっとで足りるし、足りなくても何か買ってくれば良いから」と彼が遠慮をしないように付け足して白米を箸で摘み、口の中に含んで。)
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