美月)花の飾りをつけているし、まさに花嫁か?花だけに。
美月は笑った。
麗奈:ふふっ、あははは///
石切丸:笑っている顔も花みたいだね
三日月)話にも花が咲きそうだ。
小狐丸)いやはや、全くですな。
大倶利伽羅:…(麗奈の姿を見て照れてるのか背中向けて)
燭台切)伽羅ちゃん、大丈夫?
鶴丸)伽羅坊、照れてるのか?
太鼓鐘)伽羅、麗奈を見なくていいのか?
大倶利伽羅:……
麗奈:大倶利伽羅?
大倶利伽羅:馴れ合うつもりはない(目を合わせられてない)
麗奈:大倶利伽羅?(前に来て)
大倶利伽羅:…キレイだ(ボソっ)
鶴丸)もっと、はっきり言わねぇと伝わらねぇぞ。伽羅坊。
大倶利伽羅:…
麗奈:ふふっ、無理に言わなくて大丈夫よ? ありがとう
大倶利伽羅:(満更でもなさそう)
美月)本当によく似合っているな。枯れてしまうのが本当に残念だ。
麗奈:期間限定だね。美月、一本あげる(美月の髪に花を指して)
美月)おや、これはありがとう。なら、麗奈には枯れない桜を贈ろう。
美月は、桜の飾りがついた簪で、麗奈の髪を結った。
麗奈:まあ、綺麗///
今剣:もっときれいになりました
鶴丸)可愛い子は着飾って当然だ。
三日月)愛いのう。
小狐丸)愛らしいですね。
小虎:にゃ
麗奈:あら、君たちも褒めてくれてるの?(抱っこして)
小虎:にゃ~
小虎:にゃ(みんなにもすりすりしたり甘えてお腹見せて)
麗奈:よしよし(ぎゅう)
小虎:にゃ
今剣:ぼくも麗奈さんにあいされたいです
麗奈:えっと?
美月)抱きしめてあげたらどうだ?ぎゅうは基本の愛情表現と言うしな。触れ合いでもある。
麗奈:うん(ぎゅう)
今剣:えへへぇ~(花が舞って)
三日月)喜んでいるな。今剣よ。
小狐丸)よほど嬉しいのでしょう。
太鼓鐘)じゃあ、俺は抱き着く。
太鼓鐘は麗奈に抱きついた。
太鼓鐘)なら、俺達の方がいつもそうだぞ。
三日月)そうだな。体温の低い俺達も、激しく体を動かせば、汗はかく。しかし、それさえも気付かず、己を振るうのは、楽しいぞ。
三日月はにこやかに言う。
美月)平和が一番と願うものもいるが・・・我々は刀、敵を切る武器だ。そう思ってしまうのは、刀の性なのだろう。
麗奈:さ、貞、そろそろ離れて、ね?
大倶利伽羅:…(じー)
太鼓鐘)何で?いつも美月と一緒だろ?たまには一緒にいてくれよ。
麗奈:…///
今剣:麗奈さん、太鼓鐘だってだんなさまのひとりですよ?
美月)でも、いいのではないか?皆、旦那なのだろう?
麗奈:私が赤ちゃんだったらもっとぎゅーしやすかったかもよ?
五虎退:麗奈さんが赤ちゃんになっちゃったら僕たち大変だよ
美月)そうだな。それに、名を呼んでもらえなくなるから、寂しい。
三日月)美月の言うとおりだ。俺達は名付けられた物だからな。
大倶利伽羅:赤ん坊はまともにしゃべれないし少しの風邪で命に関わったりするからな(赤ちゃんになった時に懲りている)
太鼓鐘は大倶利伽羅に気づき
太鼓鐘)麗奈、次は伽羅が相手してほしいってさ。
太鼓鐘は麗奈を大倶利伽羅に渡した。