あ、ありがとうございます…。( 両手で丁寧にタオルを受け取り、ぽんぽんと浮かぶ汗を拭って。指摘された通り確かに今の自分は慌ただしくて不審に見えるだろう。一呼吸置いてから「 少し…いえ、かなり緊張しているせいかもしれません。有一郎くんの傍にいるとドキドキしちゃって…。ダメですね、わたし。 」えへ、と眉下げて笑い。 )