>レイトさん じゃあ食堂に行こう、キミは何か食べる? (気に入られるのは悪くない、そう思ってもらえるのなら僕の価値も捨てたもの程度にはあるようだ。聞こえたいい返事に軽く満足気に口角を引き上げつつ、隣を並んで歩くように廊下を進み。この時間なら捕食者もいないことだろう、「僕はりんごジュースでも飲もうかな」と気楽なことを言えるのも、きっと放課後の捕食者の気配のない廊下だからだ)