異能都市パンドラ(初心者/途中参加歓迎。関係性/シチュ重視）

＞297　ティエ・ハーパー
ん～…。
（治療とは見当違いの言葉だった。ギゼルは本能でこの飢え渇きを抑える方法に代わりがないことに気が付いていて、目の前にはおあつらえ向きのえさがあった。輸血パックをポイっとそこらへんに投げ捨て、壁をけった足を元に戻すと、ティエと目線を合わせるようにしてかがんで、赤黒く変色した瞳で相手の瞳をのぞき込んだ。
ゼイハアと苦しそうに息をしながら、より大きく鋭く成長した犬歯を口の端からのぞかせるとにやりと嫌な笑顔を浮かべると、親指で相手の目じりを濡らす涙をぬぐおうと手を伸ばして。
あっは。泣いてんの？…あ、もしかして造血病？ちょうどいいね。俺さ、のど乾いてんの。いいたいことわかる？

＞298　キアラ・マリア・サンタンジェロ

（/いやあ楽しみですね。いつかぐぬぬといわせてやりたいものです！！わーいくつなめま～～す！！
はい！！！ぜひ絡んでください！！首を長くしてお待ちしています…！！よろしければせっかく絡み文だしておりますので絡んでくださいましたらうれしく思います！！絡みにくそうであればこちらから絡みに向かいますね！！）

＞299　ジャック・ライゼント
やかまし～のはお前だろ？
（相手の返答を聞くと、どうやらずいぶんと動揺しているらしい。支離滅裂の言動はめったにないほどジャックが狼狽していることを示している。ぶつぶつと意味のない言葉を繰り返すジャックに冷たい言葉を返して、腕をつかむ手に力を入れる。
反応を見るにこれは例の巷で大流行の病気だろう。ギゼルはあたりに充満する誘惑的なジャックの血の匂いを嗅いだせいで収まっていた吸血の欲求を抑えられなくなりそうだった。
スンスンと鼻を動かしながらジャックの首元に顔を寄せればその耳に息がかかるようにして低い声で囁く。ジャックのダガーを持つ手に腕をつかんでいる手とは別の手で指を絡めると、固く握られた指を一本一本引きはがすように指をうごかそうとして）
そんなつまんね～のじゃなくてさァ、俺が楽にしてやるよ。

（/任されました！！！ばっちり吸い上げてやるので任せて下さい！！！すっごいやがられそうなやり方になりそうですが…！！がぶっといっちゃいますね！！）

＞300　葛　翡翠丸
えっ？え？なに？…あわかったァ～
（見たことがないほど冷え切った相手の表情にぎょっとする。普段は表情豊かな翡翠丸に嫌悪も怒りも喜びも何もない、死んだような表情でじっと瞳を見られてギゼルはちょっとどぎまぎとして正直な声が出た。
やっとこ目をそらされると、苦しそうな息の漏れる唇から鋭い牙がのぞいているのを目にして、翡翠丸の置かれている状況を理解する。なるほど、例の感染症にかかってしまったらしい。合点がいったギゼルは先ほどの動揺とは一転して、驚愕から見開いていた目を細めるとにやにやと悪いことを思いついた顔をした。
プライドの高い翡翠丸は敵の施しなんて受けたくないだろうから、ギゼルの血を飲むのは絶対に嫌がるだろう。最高に嫌な顔をして嫌がるに違いない。愉快そうにくつくつと笑う。
さっさと立ち去ろうとする翡翠丸を引き留める、甘ったるい声で呼び止める。目の前であしもと落ちたガラス片を拾うと人差し指の先に小さな傷をつけるとぷく、と浮いた血を相手の目の前に差し出そうとして）
待てよ。あは、のどかわくんだろォ？…ほしいでしょ？これ。

（/無感染承知しました！！！最高ですね！！ぜひ、お灸をすえてやってください…！！！痛い目に合わせてやってください！！！すでに早速あおり始めておりますので…！！！）