主 2020-07-18 18:09:49 |
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>妖狐
貴様の楽観的な思考は嫌いでは無い。ふむ、儂は此処の住民に対して特別信頼は置いていないが長く時を過ごしてきてたまには誰かといるのも良いと思ったぞ、感謝はしている。
(狐は狡賢いと聞くが彼の場合は全く逆の立ちで騙され易そうだと一連の流れを通して改めて感じ、それも相手らしいと横目で姿を捉えながら此方も片口角を僅かに引き上げ。直ぐに出て行けと言われれば止まる足も無いが名残惜しくは思うだろうと辺りで他愛の無い会話をする住民らへと視線をやり)
狐は稲の守り神だと聞いた、貴様の場合は単に嗜好品なのかもしれんが。
>キョンシー
貴様は意図して作られたのか?その道士とやらにか?それは随分と悪趣味だ。不老不死は永遠に知識を取り入れられるが孤独だろう。道士は何処にいる。むむ、儂の翼は日没までに千里の旅をするのだ、人も妖も同じ休息を必要とする時もある。まあ儂の饒舌に惚れ惚れする気持ちも分かるがな!
(屍というのに然程痛みを感じさせない左右のお下げがぶつかって来ようとも子リスが這う程の感覚にしかならず、未だに低い声色で笑いながらお下げの一本を手に取り。生命を失った者が果たしてどれ程までの感情を持っているのか、幾度と時を重ねて来た者同士一末程度は解り合えるものもあるだろうと言葉を綴り。刺にも動じる事は無く髪束を指先で撫でてから離してやり)
> 傘音
希望を抱くのは良い事だ。それか儂の妖術で身長を伸ばしてやっても良いぞ。人にも動物にだって化けさしてやろう…まあ貴様は貴様が生まれ持った容姿が一番だと思うがな。所で何を取りに来たんだ?飲み物なら儂にもくれ。
(然程身体の違いなど気にした事は無かったが、彼女ぐらいの年頃の娘は気になるのだろうか。一度は怪しく妖術を持ちかけてみるもきっと彼女が己の話に乗る事は無いだろう。まだ小さく、己にとっては童とも変わらぬ歳の彼女を見下ろし一度だけ頭に大きな掌を乗せてから冷蔵庫へと視線を移し)
>獣
儂に隠す事はないだろう、貴様らの内輪ごとなど他者に漏らす程の興味も無いわ。久々に会うのだから世間話の一つでもしても良いだろう?
(明らかに怪しい挙動に手ぶらで帰って来ている訳では無いと見抜いているが、それが何か、どういう目的なのか等は咎めるつもりも指摘するつもりも全く無い事を率直に告げて。何処かへと行こうとする相手を呼び止めこっちに来いとニュアンスを込めて手招きをし)
>エルフ
ふむ、似た様な事を小娘にも言われたが他者の前で何時迄も威厳を保つ事は貴様にも可能か?勿論余りに羽目を外し過ぎるのは他者にも己にも毒となるがこうして気の良い住民の前で翼を休めるという事はそれだけ気を許しているという事だ、あまりそう悲観的に捉えないでくれ。
(つい先程も真横でお下げを振り回す小娘の小言に茶々を入れたが彼に対しては一意見をじっくりと聞いた後に如何にもらしい詭弁を並べて。長寿の天狗とて一秒たりとも完璧を熟すなど困難極まりないに他ならない、ましてや久々の帰省だというのに休息を取らない者が何処にいるのだろうか。それだけ己の存在が影響を与え”こう有るべきもの”といった概念が強い事を改めて思い知らされ、お面の下で苦笑いを浮かべれば落ち着かせていた背を持ち上げてソファーへと座り直し)
>レイ
人間の童、その四角く光る物体を眺めて何が楽しいんだ?
(背凭れから姿勢を直した所で相手が目の前のソファーに座った事を確認し、相変わらず奇妙な物体を持ち歩いていると小首を傾げて。人間の持つ物はどれも興味深く此処に住み始めてから多少の道具については知識は付けていたが未だに未知な物は多く)
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