かんりにんさん 2020-07-06 16:54:04 |
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- story -
不意に何故レストランもコンビニもゲームセンターもないこんな不便な所にいるのだろうと思うことがある。何事も便利になっているこのご時世、それが"当たり前"という環境で育った私達からしたらかなり無謀なチャレンジだった。
ー遡る事3ヶ月前。ある日のとあるCafeでのお話。
大学を卒業して早半年が過ぎた頃"話がある"との連絡が入り訪れた都内のCafe。そこに集まっていたのは高校生の頃に出会い、大学も一緒で毎日のように遊んでいた信頼しあえる4人だった。その頃はあまり素行がいいとは言えなかったが法に触れることは決してしてこなかった。若気の至りってやつだ。まぁ、昔話はここまでにしといて。席に座った途端前置きなんて一切なく"ーーーお前等、無人島で暮らさね?ー"となんともぶっ飛んだ質問をしてきたのは"ーこの世に怖いモンなんてお化けさまさまくらいだよ。"なんて、バカという言葉が一番似合うオトコ。目的は将来のネタ作り、若い今だからこそできるチャレンジ、なんてまたまた馬鹿げた理由。
まぁそこから賛否両論話し合いは続いたが結果的その案に乗ってしまった私達だって似た者同士なんだろうな。
そんなこんなで三カ月の準備期間を経てついに無人島で暮らす日々が始まる。
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