っ… ( 無意識に出た言葉なのか否か、ユウの口から出た“いい匂い”という言葉に思わずぴくりと反応して。 先程の状況と相まって恥ずかしさも増したのか、背後から微かに聞こえた寂しそうな名残惜しそうなユウの声には気付かないフリをして、胸の鼓動を早めたままじわじわと耳まで紅く染めて )