清廉高校　(　3L　)　

>106　石上先輩

あー、大丈夫です。はい。
( 純粋に体調を心配されると驚きと恥ずかしさがない交ぜになり、一歩後に引きつつ問題ないと首を振って。「世界平和ねえ……まあ、確かに平和が一番ですし、平和に越したことはないですけど」ご飯よりも平和だなんて彼らしいと笑みが零れ。体験を受け入れて貰えれば、やっぱりベースよりもギターの方がやりやすいだろうと部室に置かれた黒いギターと簡単な譜面を取り出して。「なんか新入生の仮入部みたいですね」思ったことはそのまま口から溢れ出て。へらりと笑いながらもこう持つ、などと簡単な指導を始めて )



>107　ひよ

おお、凄い自信。
( 絶対に大丈夫とでもいうような自信に満ちたピースサイン。本当に大丈夫なのだろうかと考えるも、彼女の言葉は普段の彼女とは違ったストイックさがあり、演劇への熱がテストへと注がれたようにも思えた。「凄いじゃん。それなら本当に凄い点数とれちゃうかもね？」得意げに話す彼女が可愛く思え、頭をぽんぽんと撫でてあげながらこくりと頷いてみせて。自分は大丈夫なのだろうかと心配になるが、終わってしまったことは仕方がない。まあ大丈夫だろうと自己完結しては、ゆったりとした足取りでカフェへと向かい。少しして目の前に現れたのは見るからにお洒落な外装。「なんかちょっとどきどきするかも？」場違いではないだろうか、なんてへにゃりと笑って )



──


>106　柊先輩

え、凄いっすね！？
( もし本当に飛ぶことができたらどんなに楽しいだろう。鳥のように自由に飛びたい、なんて少年心は未だ健在。目をぱちぱちさせるも、さすがに此処で見せてほしいなんて不粋なことは口にださず。「良かったです。また勝負しましょうね。まあ、別のことでも良いんですけど」背中を押しながらも問題ないとわかって安堵し。楽しかったと何度も繰り返すのは憚られ、その代わりとばかりにもう一度と再会を願い。「え？ああ……有り難う御座います！」賭けの話が続いていたのだと気付くと、好意を無下にするのは良くないかと素直に甘えることに。それから時計へと目をやると、予鈴まであと少し。引き留めてはいけないと頭を下げて )
有り難う御座いました！気をつけてくださいね。

一応一旦完結したんで、場面転換お願いできますか？適当で良いんで、お願いします。



>107　篝

おう、任せとけ！
( 口を滑らせてしまったからには頑張るしかない。此処で今のは嘘だ、なんて言ってしまったら頼れる先輩のイメージは途端に崩れてしまうだろう。自分が苦しくなるだけだとわかっていながら、それでもサムズアップしてみせるのはもはや意地。「これでお互い様だろ、篝は数学100点だもんな」あえて重荷を背負う必要はないのに、褒められたり持ち上げられたりするとすぐにその気になってしまうのは悪い癖。ああもうだめだ、と自分の中の冷静な部分では負けを悟っていて。「笑ってるなよ、厳しくするんだからなー篝！」今まで以上に頑張ろうと決意しつつも、こうしてはいられないと彼女に対して人差し指をつきつけて )