主 2020-06-14 08:01:01 |
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>親父殿
(父を見返す為だけにその仕事一辺倒の生活を模倣していた習慣は簡単に治るものではなく早朝に目を覚ましスーツへと着替えてから、もうその必要性が薄い事に気づき。厳格な父の教えも、それに順応してしまった自分自信にも辟易しながら深く溜息を吐くと冴え切った頭を休める事は諦め、誰かしら起きているであろう使用人に朝食の用意をさせようと部屋を出て。長い廊下の先に痩せ細った背中を見つければ、それが忌むべき父親のものだと瞬時に理解し小さく鼻を鳴らした。さてどうしたものか…弱々しい背中を支えてやる義理もなければ無論それに甘んじる父でもない。…否、今更そんな事を気に掛ける必要すらないのだと思い至り、僅かばかりの皮肉を込めて明け方には余りにも不釣り合いな活発な声色を出し。)おはようございます、親父殿。…随分と早いお目覚めですね。
(/プロフの受理ありがとうございます。よろしくお願いします。一点だけ、キャラの名前は“雅臣”ではなく“将臣”なので、そちらだけ修正していただけると幸いです。お手数おかけしますがよろしくお願いいたします。)
>ALL
(坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとはよく言ったもので。──窓を開け放った状態ではあるものの室内ではなくバルコニーで煙草を咥えるのはあくまで年端もいかぬ弟妹への僅かながらな配慮で、癌を患った父へは微塵も気にしていない…親父殿が病床に伏す前から別段変わってない、と自分に脳内で説き伏せても腹に据えかねる思いが沸々と込み上げ。更に喫煙量が増える悪循環に将臣自身はまだ気付いていない。ふぅ、と音を立てて紫煙を吐き出し、復讐の為とは言え父の生き様を模倣するような自分は、或いは死に様までも…そんな仄暗い考えについ自嘲も漏らして)…下らねェ。
(/申し訳ありません。当方短ロルでの複数絡みが得意ではないため絡み文を出させていただきます。長ロル気味になってしまうかと思いますので余裕のある方だけ絡んでいただければ結構です。よろしくお願いします。)
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