「…三川颯太…っつーか、まだ帰りたくないんで…」(やや遠くにて自転車の停まる音、そして自分の方へと歩いてくる足音に何事かと顔をあげその主の方を見上げれば見知らぬ相手がそこにいて。声をかけられ一瞬警戒こそすれど、サラリと名を明かす相手に思わず自分も名を明かしてしまうも暗に帰ることを促されてると分かればフイと相手から視線を逸らしながら少し拗ねたような口調で帰りたくないのだと返し)