…確かに今は変な感じしかしないだろうし、早く思い出したいというのも非常に分かる。けれど、記憶を失う前の風見君が皆の力になっていたのも…また事実だ(相手の気持ちの吐露を聞き、早く思い出したいという言葉を否定する訳でもなく相手の言葉に同意をしつつも、積み重ねでの皆への信頼があることも事実だと伝えて。そしてある程度周辺の地理について伝え終えれば「とりあえず住まい付近は問題なさそうかな?」と相手に問いかけて)