匿名さん 2020-06-07 23:46:25 |
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(食事をして二人の時間を色々な意味で楽しんだ日から数日が経過したある日の夕方、幸いにも近日中迄の書類仕事もなく、署長としての仕事もあまり忙しくなく副署長に少ししたら戻ると声をかけて、一度休憩がてら私服に着替え町へ繰り出して。大通りを歩いていれば、少し外れた脇道に停車していた赤のスポーツカーが気になって。あの事件から赤のスポーツカーは必ずと言って良いほどナンバー等を控え、近くや車内に持ち主がいれば軽く車に興味がある風を装い声をかけたりしてきて。しかし、それも中々成果が実って来ずにいて。そろそろこれも止めるか、と考えながらも無意識の内にコッソリとスマホでナンバープレートを写真にとり、スマホのボイスレコーダー機能をオンにしてポケットに仕リアガラス舞い。そして運転席に持ち主らしき若い男がいるのを確認して「こんにちは、凄い良い車ですね」なんて軽くを軽くノックしながら声をかけるも運転席の男はどこか慌てた様子で車を発進させ。それに驚き半歩後退り、去ったスポーツカーの後ろ姿をその場で見送り)
何だったんだ…(見えなくなった車に驚いただけにしては変な運転手だったな、と特に何か怪しむつもりもなく、そろそろ戻るかとその場でクルリと大通りへ戻ろうと反転し歩き出した、まさにそのとき、完全に油断をしていたのか反応することは叶わず背後からの強い衝撃にあっという間に意識は刈り取られ)
(夕方、人通りも大通りではやや疎らだったそのタイミングでドスンと何かぶつかる音が聴こえたかと思った矢先、男性が脇道側から吹っ飛んでガードレールにぶつかりグッタリとその場でピクリとも動かず倒れていて。それから僅か1,2秒後、猛スピードでその場から大通りへ曲がりその場を走り去る赤いスポーツカー。それが見えなくなった僅か数秒後、大通りでは悲鳴と共にざわめき、数分後には遠くから誰かが呼んだであろう救急車のサイレンが聴こえ。鳴河崎署内に一報が届いたのはそれから十分ほど後、初めはただの交通事故としての通報中に救急隊員の一人が偶然被害者の携帯していた警察手帳に気付いてそれを伝え。電話を受けた交通課から伝播した困惑とざわめきが署内全体へ拡がったのは言うまでもなく)
(/ひとまずこのような形で展開させていただきました!見舞いに関してですが、颯馬は病院へ救急搬送されそのまま手術、その手術後に個室に移動されますが家族や家族からの許可が出た人のみに限られる面会謝絶となります。ですが、蓮君には颯太経由で許可が下りますのでその時に再会という形になるかと思いますので少しだけ蓮君には悶々とお待ちいただく形になります!記憶喪失というのも相まってますので、ご了承下さい!)
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