(頼まれている雑用や家事を一通りこなして小さな溜息をつき、額の汗を軽く拭った。ちょうど継母たちが出かけていく姿を見送り、本を抱え迷いなく森へ入っていく。いつもの湖が見えたところに見覚えのある人物を視界に捉えた。本当にまた会えるとは思っていなかったらしく驚いた様子だったが、微笑みながら声をかけ) こんにちは、ダリオさん。あのあとは大丈夫でしたか? (/大丈夫ですよ。ありがとうございます…!)