ミッドナイトブルー 2020-06-01 18:12:20 |
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>all
――、( セレナイトのどこか、とあるひっそりとした通りに面するこぢんまりとした古風な二階建ての建物。生まれ育った故郷に並ぶ家々と雰囲気がとても似ているところに一目惚れをし、ここを自宅兼魔法使いを相手にした治療屋としてから約半年になる。身支度を整え玄関扉の横に並ぶ花の鉢植えに水をやるのが朝の日課で、両膝を地面につき花々の美しさに頬を緩ませるその手にはジョウロが握られている。魔法を使ってぱぱっと終わらせてしまうことも出来るけれど、丁寧にゆっくりと時間をかけることに日々の何気ない幸せを感じるのだ。そういえば昨日女性に大人気のお花屋さんがあるという噂を聞いたっけ。肝心の行き方は分からずじまいだったが、是非行ってみたい。評判の便利屋さんもあるということで、そちらにも顔を出したい。日課の途中、そんな考えを巡らせながら、ご機嫌に故郷の歌を口ずさんで )
( / 皆様はじめまして。無事主様に許可を頂き参加の運びとなりました、オリビア背後です!『大きな黒い獣』の出来事を知る大先輩の皆様の中に、あえてぴよぴよの新米として飛び込んでみました。まだセレナイトに居ついて間もないですので、皆様とは初めましての関係からやりとりを開始できたらなあと考えております。既にall文を出されている方にはそちらに絡ませて頂いたのですが、見落としてしまっている方がいたら本当にごめんなさい!ロルに関してですが、文量、形式共に皆様のやりやすいように返して頂ければと思います!勿論、皆様の負担になることは避けたいので、お忙しい方はスルーしてくださって大丈夫です!どうぞ今後ともオリビア、背後共々宜しくお願い致します…!)
>22 ウィルさん
( 頬を撫でる風が、急に冷たく感じられるのは気のせいであろうか。空を見上げても天候の変化やその前触れはどこにも認められないのに。不思議。声には出さないまま、そう口の中で呟いた後、唐突に浮かんだとある仮説。「 奇妙な出来事のそばに、魔法使い有り 」もしかして、と辺りを見回しながら懸命にその気配を掴もうと意識を集中させて。その方角、微かに空気が揺れたのを見逃さず、すっかり己の用事も忘れ、足早にまだ見知らぬ貴方のもとへ )
ああ、やっぱり!
( 目の前に広がる光景が魔法によって生み出されたものであることは一目瞭然。明らかに自然の摂理に反するものだし、それ以前に氷塊全体が魔力を含み生み出されたもの特有の美しさに溢れているから。顔の前で手を合わせ、思わず漏れ出た喜びと感嘆の声。まず伝えるべきは数少ない魔法使いに出会えた嬉しさか、それともこの美しい魔法に対する賛辞の言葉か。否、悲しいかな、身を包むひんやりとした冷気によって、相手の耳に届く最初のそれはただの身体的生理現象で )
… っ、くしゅン!
( / 僭越ながら早速絡ませて頂きました!しかしながらひと月近く遡ったall文への絡みになってしまいました点、大丈夫でしたでしょうか…?とても魅力的な場面でしたので、絡みに行くのを抑えきれなかったのですが、もし >22 は既に使用期限(?)が過ぎているということでしたら仰ってくださいね! )
>54 メルヴィアさん
( 視界の上から下へ、ふわりふわりと不規則な動きで落ちてくる一枚の紙。あ、と思った瞬間にそれは、誰が置いたのかも分からない甕の中に溜まった水の表面に音も無く着水して。その紙が魔法使いの物であるとは夢にも思わず、けれどいまだ水面に浮かぶそれが無性に気になり、破れてしまわないようにそっと摘み上げてみて。おそらくは地図のようだが、びっしょりと濡れてしまったそれは些か見にくい。ふう、と軽く細く息を吹きかけてやれば、中央から端に向かってみるみるうちに乾いてゆき、ほんの数秒で元通りに。さてどこを示した地図なのだろうと興味を惹かれるものの、どうも昔から地図を見るのは苦手で。眉間にしわを寄せその紙と睨めっこをしているところへ不意に掛けられた言葉にぱっと顔を上げれば、どうやらこれは彼女に示された大きさに当てはまるようだ。にこりと懐っこい柔らかな笑みを浮かべながら、地図を持ち主の手に差し出して )もしかして、この地図のことかしら。はい、どうぞ。ね、これはどこに行くための地図なのでしょう?
( / 僭越ながら早速絡ませて頂きました。オリビアも人間に対して友好的な魔法使いなのでメルヴィアさんとは敵対関係になってしまいますね…!ゆえに上の絡みは実は非常に危ういやりとりだということになりますが、そこもまた醍醐味と密かにわくわくしております。今後どうしても険悪な雰囲気になってしまう場合にも、背後同士は楽しくやりとりが出来ればと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します!)
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