Cafe Babel【 雑談 】

< "Cafe Babel" >

魔法使いのマスターが運営する小さなカフェ。強力な魔法によって作り出されたその部屋は、世界のどこにも繋がっていないけれど、同時にどこにでも通じている不思議な空間。そこは偶然足を踏み入れた森の奥の怪しげな小屋かもしれないし、或いは旧校舎の空き教室や、はたまた古ぼけた洋館の一室かもしれない。メニューは少ないながら値段は至ってリーズナブル。あなたの世界・国の貨幣での支払いが可能。
当カフェのマスターは一見して何ら変哲の無い老紳士のようだが、実は齢二千歳を超えるベテラン魔法使い。無口だけど聞き上手な彼は、いつでもお客様の呟きにそっと耳を傾け、ドリンクを提供してくれる。


< Interior >

木製の重い扉を推し開けば、店内から流れてくる淡い珈琲の香りと控えめなボサノヴァ。
赤いレンガ調の壁にはタペストリーが賑やかに飾られ、格子状に梁の交差する天井から吊り下げられたペンダントライトが柔らかく灯りをともす。扉を開き向かって右側、L字形の細長いカウンター席には背の高い木製スツールが八つ、店の奥には二人用のテーブル席が三つ。
カウンター奥のキッチンスペースには鈍色に輝く背の高いエスプレッソマシンが鎮座。サイフォンのロートの中では珈琲が踊り、小気味良い音と仄かな香りを弾けさせる。バックバー調の棚には大きさや形状の異なる幾つもの瓶が並べられ、あらゆる"世界"の各地から取り寄せられた珈琲豆で満たされている。
扉から左側には上方へと伸びる細い螺旋階段。二階は図書館となっており、多様なジャンルの書物が取り揃えてある。蔵書はどれでも自由に閲覧可能、ただし店外への持ち出しは禁止。


< Menu >

Drink　…Ice or Hot
・ブレンドコーヒー
・エスプレッソコーヒー
・カフェラテ
・カフェモカ
・キャラメルマキアート

Drink　…Hot only
・カプチーノ
・ホットチョコレート

Food
・クロワッサン
・サンドイッチ　
・クランペット　
・アップルパイ　
・スコーン