刀　狩（　戦闘　／　流血　／　登録制　／　少人数　）

『 二度と刀が血を生まない世界を＿＿ 』

『 総ての刀は俺が蒐集する。無論、アンタラの神刀もだ 』


名前　／　宗像 壮悟(むなかた そうご)

番号　／　参

年齢　／　37歳

性別　／　男

役職　／　刀狩衆・宮司
所持する刀・武器　／　神刀四振『天照大神』刃長二尺八寸(約85cm)、全長三尺七寸(約112cm)。反りは浅く、青江次家に近い作風が見られるが峰両刃造を有し、「御奉天照坐皇大御神荒御霊」と彫られている。鞘は金梨子地に金蒔絵で日輪を施しており、鍔は楕円で鉄地に朝日が天に昇る姿「旭日昇天」の透し鍔。柄頭には勾玉を模した細工が施され、黄櫨染の常組糸巻柄。高い切断性能を誇り、刀身は如何なる状態に晒されても鏡のような輝きを維持し続け、陽光に当てると薄ら金色に光るという特異的な性質を持つ。他の神を祀る巫女という側面を受け継ぎ、刀の所有者には刀装具の一部や柄を持っている状態ならば他の神刀や刀の持つ呪を一時的に祓う力を持つ。また、清められた鏡の前であれば呪を完全に祓う事が出来る

容姿　／　襟足のやや長い黒髪、黒い瞳、身長185cmの細身ながらもストイックに鍛え抜かれた肉体を持ち、チンストラップゴーティ調に仕立てたの顎髭を蓄えている。普段は白衣に紫の袴、白足袋に雪駄という一般的な神職の服装をしており、祭祀などで衣服を変える程度である。刀狩衆としての活動時はノーメックスの裏地を使用した黒いフード付ロングライダースコートに黒い七分袖シャツ、刀を下げられるよう改造を施したユーティリティベルトに黒のカーゴパンツ、黒い安全靴仕様のトレッキングシューズ、両腕にはノーメックス製の生地に強化プラスチックの複合材を使用したプロテクターを合わせた手甲と、素性バレを防ぐ為の手甲のプロテクターと同様の材料を用いた髭の無い黒い目の下頬を付け、ロッドケースを改造した刀袋をケースが腰辺りにくるようスリングで斜めがけにしている

性格　／　基本的に気怠げではあるが、別に感情の起伏が無い訳ではなく単に仕事にやりがいを見出せていないだけである。その為、宮司の仕事は副業で刀狩衆の仕事が本業だと思っている節がある。とはいえ一応家業を継いだのでキチンと仕事はこなしているが、時折サボっては遊びに来る子供や老人と無駄話をしたりしている

経歴　／　数世代続く神社の長男として生を受けたものの、神職という時代遅れな職業を嫌い大学卒業後に出奔。風来坊で過ごしていたが、祖父の五十日祭の為生家に帰った折に運悪く強盗被害に遭い、咄嗟に神前に供えられていた「天照大神」で応戦するも犯人を逃してしまう。そしてその後、神社から盗まれた刀が女性を殺害するのに用いられた事を知り、刀による事件を無くす為に刀を蒐集・厳重に保管する事を決め、宮司の職を継ぎながら刀狩衆になる事にした

備考　／　『天津御令神宮』という神社の宮司。剣の腕は確かで、鹿島神琉と香取神道流に独自の居合術を含んだ演武が混じる独特な剣術の他に組み手や捕り手術を使う。他の刀狩衆の刀も蒐集対象であり、致し方なく共闘する可能性はあれど協力する気は更々無い。また、自身の刀で傷つけないのは婦女子だけであり、男であれば切り捨てる事も辞さない。刀狩衆の活動時に身につけている手甲や目の下頬は手作りで、多少の防御性能と自分への異なった印象付けの為に着用している
『天津御令神宮』主祭神は天照大御神、祭神としては武御雷神をも祀る神社。江戸後期から連綿と続いてきた社で、元々は「天照坐皇大御神荒御霊」、つまり天照大神の荒御霊を祀る社だったが、時代を経るにつれて変わっていった。ほぼ無名の神社であり参拝客も少ないものの、祭祀の際に舞う神楽と演武がちょっとした名物だったりする


(/期限間近での投稿お許し下さい。ご確認の上、加筆修正の必要な点がございましたらご指導の程、宜しくお願いいたします)