匿名さん 2020-05-02 05:01:26 |
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…あー、引かれてないならそれでいい。おまえさんが返したいと思ったなら返してくれていーし、返すの大変だとかなら無理に返さなくていいからな?嬉しかったって言ってくれただけで、俺わりと満足してんだわ。
( 互いの酷く言えば甘ったるい空気感はどうしても嫌いになれないばかりか好きだと思ってしまう自分がいるのだからどうしようもないと考えれば弛んだ頬が元に戻る様子はなく。自分からすると首元に腕を回す仕草が色っぽく煽られる感覚を感じるものの、至近距離で悪戯に笑う姿に半分毒気を抜かれ半分更に煽られという状態で一度目を伏せることで現実逃避をし。数秒程で現実へと戻ってくると食むような口付けを一度送ってから「斗真クンには悪いなァ、益々どころか二度と俺から離れらんないんだから。もう一人暮らしもさせねぇし、どっか友達んとこに泊まるってのも許されないから…カワイソウに」少々大袈裟で態とらしい口振りで首を振るとすぐに視線を合わせて意地悪く口角をあげて言葉を締め括れば反論を認めないと言わんばかりに再び唇を重ね合わせ。肩が揉み解されていくのは心地良く自然と瞼を落とすと受け入れる姿勢をみせつつ浮かれたような声が耳に届けば思わず苦笑いを零し「ねぇ、チャラくなんのは必須なの?カッコイイって褒めてくれてるのは嬉しいんだけど、チャラいってのが頭から離れないんだけど?」茶々を入れるようで悪いがと前置きをしてから不服そうな声をあげ。尋ねられた言葉によってゆっくりと瞼を開き少しの間を置くと「…見てた見てた。見てたっていうか見下ろして俺が脱がしていくと斗真の肌が見えて…」軽いノリで返す辺り本当に見えていたのか怪しいだけでは終わらず顎に片手を添え顎髭を撫でながら思い出すように更に言葉を続け始め )
言わなくてもわかることを言わせる愉しみ( 思わず笑ってしまいながら答えなくて良いという意味を込めて背中を撫でてから本音を隠さず伝え )あ、わかる…二階建てにしたところで二階に行かないよな。囲炉裏もつけるか( 新たな提案に年齢不相応に瞳輝かせては大きく頷き表情を引き締め )褒め言葉だな( 両腕を伸ばすと緩く腕の中に閉じ込めるように抱き締めて )え、斗真相手だからじゃない?好きって思ったら好きって言いたくなるのと同じでしょ、女子高生みたいな( きりっ )ボランティアの皆さんの眼差しが心なしか生温かったような…ぜってぇ斗真には見せらんねぇ。幻滅されるわ。
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