匿名さん 2020-05-02 05:01:26 |
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…どう書き始めたらいいのかがわからなくて初っぱなからずっと手が止まってる。おまえさん目の前に何も着飾る必要ねぇってわかってても、斗真の前ではずっと格好付けていたいっつーのが…恋人としてのワガママなのかもしれないな。んで、ちょっと中途半端な時期だけど言わせてくれ。
この部屋に来て最初にも同じ話しただろうけど…ま、気長に付き合ってくれ。
斗真と初めましてしたときなんてお互い印象最悪だったんじゃねぇか?…いや、俺からしたら既に目が離せなくて身体が動いてキスしてた。そんときから独占欲爆発してたってところかね…恥ずかし!好きだって自覚すんのが怖くて、不安で、色んな奴に手を出して、本気になれねぇくせに本気にさせちまった人もいた。想いを寄せてくれる子、一番長く時間を過ごした子、軽く手を出した子…俺みたいな男が幸せにできる自信なんて全く無かったから全部曖昧にして、年甲斐も無く苦しんで悩んで…そんなとき雨月クンに「目の前にある選択肢に悩みすぎて頭パンクしそうになったら、その時一番居心地良い奴のトコに行ってみンのも一つの手」って言われてさ。そんときマジで一番最初に思い浮かんだのが斗真だった。っていうか斗真しか思い浮かばなかった。それでも踏み出す自信なくてもがいてた俺の背中を押したのも雨月クンの「自信なんか自分が選んだ相手が一緒に居るうちに付けてくれるモン」って言葉。改めて「斗真が好きだ」って自覚した。…同時にこんな俺が好きになっちゃいけねぇって思った。斗真と玲也が両想いって思い込んでいたからな。
何も見ない、聞かない。見たくない、聞きたくない。見たい。聞きたい。知りたい。寂しい。かまってほしい。傍にいてほしい。矛盾した気持ちがごっちゃになって視界が真っ暗になったような気がしてボロボロだったのが更にボロボロになって壊れそうになったとき、斗真が声を掛けてくれた。真っ暗だった中に一筋の光っつーの?それが斗真だった。まさか斗真の方から言われるなんて思わなかったから、すげぇ吃驚して……めちゃくちゃ泣いたな。でも、そのお陰で今こうしておまえさんが俺の腕の中にいる。今思い出しても感謝しかない。
長ったらしいな。これだからおっさんはって言われてもおかしくねぇ…
一年記念日には間に合わなかったけど。改めて、斗真。俺を選んでくれて有難う。俺に選択肢を与えてくれて有難う。付き合い始めてわりとすぐに仕事が忙しくなってかまう暇がなかったり、俺の元々の性格の所為でおまえさんを悩ませたり怒らせたりもした。それでも手放す…なんて選択肢は一切俺の中にはなかった。おまえさんの声を聞くと嬉しくなる。おまえさんに触れられると愛おしさが込み上げてくる。おまえさんとキスすると抑えきれないほどもっと欲しくなる。おまえさんを抱くたびに好きだって気持ちが塗り替えられてもっと好きになる。
面倒見がいいところも、ちょっとヤキモチ妬きなところも、俺のためにレシピ考えてくれるところも、なんだかんだいってペース合わせてくれるところも、俺が寝てるときに龍って呼んでくれるところも…斗真の全てを愛してる。
これから先も悩ませちまうこともあるし、困らせることもあるだろう。でも、おまえさんがそう思ってくれたように俺にとっても斗真が居ない未来なんてもう考えられない。不健康だった俺を健康にしてくれたお陰で長生きしそうだしな。どうあがいても変えようのない事実の年齢はあるが、長生きしてずっと隣にいる。俺の隣にいるのは斗真だけだ。俺も俺の彼氏カッケエだろって自慢して歩きてぇけど、それで他の奴らに好きになられちゃたまったもんじゃねえ。斗真は俺だけのだし、どんな斗真も俺だけのもの。そしれ逆もまたしかりってな。
来年も、再来年も、ずっとずっと先も、斗真が精一杯俺を幸せにしてくれる限り、俺の全力を持って斗真を愛し幸せにする…いや、斗真が俺に飽きても俺が斗真に飽きないから絶対手放してなんかやらねぇから覚悟しておけよ?末永く宜しく、俺の最強にカッコイイ旦那さん。愛してるよ。今度、揃いの指輪でも買いに行こうか。
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