匿名さん 2020-05-02 05:01:26 |
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( 相手の弱点を本人の口から聞けば内心なるほど、と呟き何と無く得をしたような気分で居るも、額、鼻先と触れ合えばその先を予感して目を開いたまま薄く唇を開き。しかしそこが触れ合う気配は一向に無く、言葉を続けられると相手を丸め込んだ満足感はすぐさま霧散し対価として自分も着なければならないという最も重要な事を今更思い出し。やはり相手のように潔く踏ん切りがつかず返答に困るも、その時になって唇が触れ合うと一先ず目を閉じ相手の下唇を食むように啄んで。相手の息遣いをすぐ耳元に感じる度に少しずつ気持ちは昂り、あれこれと考える事さえ億劫に感じ始めると熱に浮かされるような心地の中で鼓膜を擽る相手の声に小さく喉を引き攣らせ。いつも自らの思考を蕩かしてしまうその声に抗えるはずも無く、ろくな返答ができないまま感じ入るように瞼を下ろすと直に触れられる場所から震えが競り上がるに任せ小さく身を捩りながら「ん…ん、」と喉に閊えるような吐息を漏らし )
んー……龍司さん可愛い( 相手の言葉にくすくすと笑っていたが、その強請るような仕草に目尻を下げて微笑むと両手を相手の頬に添えて一度だけ唇を啄み。顔を離せば既に意識は胸を擽る相手の行動にばかり向いてしまっており柔く微笑みながら呟き )じゃあ今度俺が最強に美味いうどん作るかァ( 手を離すと鼻の先へ口付けを落とし )嬉しいけど、今でさえ来る度に色々言われんのに月一で来られたらどうなるか想像できねぇよ( 首を傾げ )それは普段の龍司さんの行いのせいだろうなァ。…でも俺も龍司さんとずっとテレビ通話しながら仕事したい。羨ましー…( 唇を尖らせてぼやき )
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