Larimar/amethyst 【〆】

やぁだ。俺がワガママなの知ってるでしょ？( 呆れたような口振りながらも笑みをみることが出来れば、自然と此方も笑みが零れ。片手をひらひらと揺らしたかと思えば、その手を顎へと添えて顎髭を撫でながらどことなく自慢気に言い切り。最初こそキッチンやら部屋やらに不満というか不安を漏らしていた相手を思い浮かべれば、今の慣れた様子が馴染んでいるのがとても嬉しくて自然と笑みが零れ。手際よく調理に取りかかるのをぼんやり眺めながら「お、うちの彼氏は最強じゃない。大好きヨ」けらけらと楽しげな様子で笑えば素直な気持ちを伝え「何回か聞いたけどサ、おまえさんの一番の得意料理ってなぁに？」ふむと悩むような素振りをみせては思い出したように手を叩いてから不思議そうに首を傾げて )



そりゃあ…よそはよそ、うちはうち…デショ？
初々しさ、へえ…少しずつ…ふぅん？( 額に触れた唇の心地よさに目を細めていたところで、ふと何かに気付いたような反応を示せばじぃっと見詰め「今度は薔薇の花束でも持ってくっか？」なんて軽口を付け足し )