コロナって、そんなに恐い？

最後にキャバクラ行ったのは、
かれこれ一ヶ月前だ。
それが多分、俺の最後の宴であろう事は、
薄々、感じてはいた。
三密ドストライクとも言えるキャバクラ。
入店前に検温された。実に異様だ。
何の意味があるのだ。世間で言う所の
悪の巣窟に入る前の検温。
しかも今更、脇に挟むタイープの体温計。
何分待たすんや。そして37.5度あったら
入店を拒否されていたのだろうか。
しかも、俺は調子に乗っていたから、
その日は店のナンバー1と同伴で来ていた。
それでも入店拒否されたのだろうか。
いや、いっその事、拒否されれば
良かったかも知れない。
しかし結果36.8度で見事クリア。
席に着いた瞬間、
悪魔くんが俺の耳元で囁く。
「最後の宴だ。思う存分楽しむがいい
　コロナ？知った事か」
という具合でお気にの2名を指名。
俺と合わせ総勢3名。そして店は何故か満員。
これぞ三密の極み。小池さんの顔が
俺の脳裏をよぎった。
しかも全員ノーマスクと言う、
まさしくノーガードでの打ち合い。
しかもノーグローブ、素手だ。
今であれば、コナーマクレガーも
堀口恭司も朝倉兄弟も俺の敵ではない。
しかし、ここはUFCでもRIZINでもない。
ただの田舎のブス揃いのキャバクラだ。
俺はどうやら昔から、平目顔のブスが
好みのようだ。というか、キャバ嬢の
そこそこ可愛い子って、皆同じ顔にしか
見えん。そんな店楽しいのか？
無関心な人には、申し訳ないが、
また格闘技の話しに戻る。
通常、総合格闘技というものは、
5分3ラウンドで行われるが、
俺のようなツワモノになると、それでは
全くモノ足りない。このリングにはKOという
ルールはない。判定も然りだ。勝敗もない。
60分7ラウンド、ひたすら打ち合うという。
最強の団体だ。その名は「○○○倶楽部」
通称ブスキャバだ。当然、キック、ひじ、
テイクダウンからの寝技、なんでもありだ。
急所以外のボディータッチを相手は
高速連打で、かましてくる。
入店前の検温、アルコール除菌の実施は
一体なんだったのだろうか。
そして俺は死力を尽くし7時間の闘いを終えた。
そして何と8万というファイトマネーを
支払い、会場を後にした。
何故か全く酔えなかったが、
最後の宴としての満足度は75%。
及第点といったところだ。

只今、朝の5時半。なにをしている？
誰と話している？なんのカミングアウト？
書きたかっただけだ。許してくれ。

このトピの住人は左寄りが多そうだから、
朝からすごーく怒られそうだ。
でも俺はとんでもなく素直で従順な男だ。
1ヶ月は自宅自粛している。
抗体検査を是非受けてみたい。
コロナ免疫が8万で手に入るなら
安いもんだ。