>アイリールーシ 「ん……? 君はとってもチャーミングな子だ。もっとやってごらん。」 潤んだ目で見上げてくる少女に「悪い子?」と問いただされ、視線を向ければゴキッと骨が擦れるような鈍い音が鳴る。 そこらの悪魔を退けられる力を持っているようだがまだこの世界には不慣れなのだろうか? と、疑問に思いながらも今にも泣き出しそうな少女をあやす様にして、よしよしと頭を撫でる。