語り部 2020-04-21 09:24:51 |
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【PF】
【名前】刃(ジン)
【本名】不忍 義昭(シノバズ ヨシアキ)
【性別】男
【年齢】27
【性格】討魔士だった頃は、人の世の平穏を妨げる妖への怒りと妖奇士を倒す度に彼らの墓を作る温厚さを持ち、身分の貴賤や上下を気にしない一本気な男だったが、妖奇士となってからは残忍かつ冷徹、より強い者と闘う事でしか満たされなくなり言動もかなり荒くなっている。ただ、女性や子供には何か思う所があるようで、魔が差していなければ比較的親切な態度を取ることもある
【容姿】
討魔士時代:整えられた黒の短髪に黒の瞳、身長四尺七寸四分(約180cm)の程良く鍛えた肉体を持つ。白い麻のシャツに四五式軍衣に似た紺の上着とズボンを身につけ、黒の半長靴を履いている。時折紺の外套を羽織る事もある
現在:ボサボサにした錫色の短髪にくすんだ赤黒い瞳、身長四尺七寸四分。細身ながらも鍛え抜かれた肉体を持つ。身体には多くの傷跡が残り、特に心臓部には何かで切り裂いたような傷痕がある。黒の膝下までの丈の長い達磨マント、黒い半着に黒の馬乗り袴、黒の半長靴を身につけている
【妖】
『大嶽丸』黒金の肌と二本の金色の角を持った鬼。心に深い哀しみと怒りを抱いた義昭の前に現れ、力を与える代償として宿主とするよう持ちかけた。義昭とは完全に融け合っている為、人格は義昭の抱えた負の感情と大嶽丸の意識が混同することで生まれた「刃」という存在が司っている。大嶽丸自身の目的は『自身の復活』と『自身の統治する世界の設立』だったが、現在は「刃」の目的である「人間の根絶」によって動いている
【能力】
『鬼神鉄火』討魔士としての能力であった「退魔焔」が変じたもので金属や耐火性を有する物ですら数秒で焼き尽くす黒紫色の焔。形状も様々に変化であり、傷を焼くことで治療や飛び道具として用いるのが主な使用法。簡易的な近接武装として扱う事も出来るが物理的強度は低く、剣戟には向かない為滅多にこの形状で使用することはない。対妖武器での対抗は可能ではあるが、武器が燃えないだけに留まる
『悪鬼神通』三大妖怪「大嶽丸」をその身に宿す妖奇士としての能力。他の低級妖や魔が差した者を喰らう事で自身の身体能力や能力を強化出来る他、黒い霧となって遠距離を素早く自在に移動する事も可能。
【武器】
『破邪剣≪鉄牙≫』全長二尺五寸五分(約97cm)、刀身長一尺八寸二分(約69cm)。全体を黒漆で塗った装飾も鍔もない両刃の直剣。ハバキから血抜き溝までの二、三分の間に梵字が彫られている。討魔士に与えられる魔を断つ剣であり、妖奇士となった後もその能力を保持している。隠匿性を高める為に漆塗りされた杖のような形状をしている。鞘も特別製で妖を倒せる訳ではないが、妖を打ち据えたり、妖奇士からの物理的な攻撃に十分耐えうる強度を持っている
【練度】討魔士見習いの頃からの修練と討魔士としての活動によって高い練度を誇っており、隊長への推薦もあった程。妖奇士となった事で人としての肉体の限界を越える挙動も可能になっている
【備考】両親が一家心中を図り、結果としてただ一人生き残ってしまった。その後は野生児同然の暮らしをしていたが、とある寺の住職に拾われ読み書きや人として最低限の礼節を学んだ。寺男として働いていたある時、偶々寺へ立ち寄った討魔士にその才を見抜かれ、討魔士の養成所へと招かれ闘いの腕を磨くと、その頭角を現し始め、同期の中では最も早く一人前の討魔士として活動を始めた。討魔士として活動していく中で、彼はある女性と恋に落ち、夫婦となった。その後は夫婦共に諸国を巡りつつ討魔の旅をしていたが、ある村落で「土地神」を自称する妖奇士と対峙した際、村人によって妻が供物として捧げられてしまう。怒りに身を任せた彼は村人全員を斬り殺し、失意の中、彼女を埋葬しようとしたその時、彼に魔が差した。『大嶽丸』と名乗る妖は彼に妻を生き返らせる術がある事を伝え、その儀式を行う為に彼は自らの肉体を『大嶽丸』へと差し出した。しかし討魔士としての修練を積んだ肉体は大妖とはいえど実体を持たない妖では意のままに操る事は出来ず、逆に彼の中に取り込まれる事になった。妖奇士と堕ち、妖と人の人格の混じった彼は自身を「刃」と名乗り、儀式の為に再び長い放浪の旅を始めるのだった
【/こんな感じで大丈夫でしょうか?何かあればご指摘下さい】
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