匿名さん 2020-03-29 00:14:35 |
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(廃工場で足抜けを試みた構成員を処分する。自分たちに与えられる任務の中では比較的単純なその命令を受け、ひと足先に単身で現場に向かったのは、相棒であり因縁の関係でもある男。彼が向かった以上、後から向かう自分は差し詰め迎えの運転手のようなものだろうが現場に到着すると静かに廃工場の脇に車を停め、時間を確認するため腕時計に視線を遣る。今回の任務でも“色々と”人目に付かないよう持ち帰る必要があるため、車を出す必要があった。自分が出るまでもなく任務を終えるであろう彼の元へ向かうのはもう少し後でも良さそうだと、車を降りるとポケットに手を突っ込み煙草の箱から一本を取り出し口に咥える。廃工場の壁を背にライターで火を付けると暫し一服。煙草は特段好きな訳では無かったが、手持ち無沙汰な時間を解消するにはもってこいだった。少しして、さて、と律儀に携帯用灰皿に吸殻をしまうと漸く工場の中へと足を進めて。怒声も足音も聞こえないということは、やはり既に片付いているらしい。自分の革靴の硬い音だけが工場の壁に反響する中、工場の奥で彼の姿を見つける。その横で床に転がって動かない標的は想像以上に損傷が激しく、あからさまに呆れた表情浮かべつつ歩み寄ってはひょいと相手の背後から標的を覗き込み。)
──うわ、また派手にやったねぇ。中身は別にして換金するって聞いてたけど、それ使い物になるの?
おお、確かにボリューミーだね。とはいえプロローグ的な要素を担ってくれてたから続けやすくて助かったよ。
長さは僕も今回したくらいかもう少し少ないくらいが平均になるかな。ついでに少し言い訳をすると、君の返事を見てつい気持ちが昂って、随分即レスになってしまった。待ち構えてたみたいで気持ち悪いなあとは思ったんだけど…ごめん。
ロルの中身は僕も同じようなものだから全然問題無い。君も大丈夫そうならこのまま続けさせて欲しい。
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