【創作有】本当のハッピーエンドを【ﾂｲｽﾃ】

>ノア

ふふ、お褒めいただき有難うございます。…お分かりいただけているようで何よりです。

（ある程度意図してそのように振る舞っているからこそ、好意的な評価を下されて悪い気はしない。獲物に手は出すまいという彼女の賢明な判断に感謝しつつ、「では、ご注文を繰り返させていただきます」と先に述べた２つの商品名を反芻して）

ご注文は以上で宜しかったでしょうか？
……では、今暫くお待ち下さいませ。

（相手が首肯するならばすっと立ち上がり、踵を返してそのまま厨房へ脚を運ぶことだろう。足取りは常より軽く、見る者が見れば──例えば寮長や双子の片割れが目にすれば──わざわざ口に出さずとも、この上機嫌に気が付く筈だ。出来るだけ愛想の良い笑みは普段通りに貼り付けたまま、口にするのはただ事務的なやり取りのみ。しかし内心"興味深い"客を前にして心躍らせずにいられない辺り、あの兄弟と同じ血が流れているのだとつくづく思う。口元に浮かべた微笑をほんの僅かに深め、キッチン担当の寮生へ注文内容を伝えに）

（／毎度お返事をお待たせしております、ジェイドの背後です。
トピ主様が3章を読了したとお伺いしてつい声をお掛けしてしまいました笑
人目につく場ですのでネタバレ防止に細かな言及は控えますが、寮長がますます愛しく感じるエピソードでしたね。素晴らしいの一言に尽きました……。）