司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>ラギー
──助かるよ。キミにご褒美を渡さなくてはなりませんからね
( 氷の入った袋を手の中で弄びながら足の感覚を確かめるように数度その場で足踏みをする、痛みはあるが固定されている分歩けないわけではないだろう──図書館に戻るまで、あるいは戻って数時間は酷い痛みに苦しまなくても済むはずだ。軽くベッドを整えるように手で叩き、持ってきていた数冊の本を抱ればゆっくりとした動作で生徒の部屋を出て・・・来た時は気分が悪かったからあまりまじまじと眺められなかったが、まるで異国のようなこの寮の風景は想像より美しい。折角なら少し遠回りをして辺りを見せてもらいたい・・・咄嗟に生徒の服の裾を掴んだなら、いつもの気怠げな瞳を好奇心に輝かせ )
キミ!折角来たのだからこの寮を少しでいいから案内して欲しいのだけれど
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