>イデア 暗い所には慣れました…嫌じゃありませんよ。ほら、図書館も暗いでしょう?それもかなり、ね (目の前で揺れる炎のような髪を追う。青い光に目が慣れない、暗い道は進みにくいけれど、本のためだもの、ワガママは言わない。「キミは、怖くは無いのですか。司書のような異質な存在を自室に招き入れるなど、気分が良いものではないでしょう」、手に抱えた本や荷物をぎゅっと抱きしめて、どこか自嘲するように告げて)