司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>ノアさん
うふふ、だって私ノアさんと仲良くしたいんですもの。
(くすくすと可笑しそうに上記を述べれば機嫌く柔らかく小さな彼女の手を引きながら長い廊下を歩いて。その言葉に嘘偽りこそ無いものの、実の所彼女が自分をどう思っているのかは皆目検討がついておらず。言ってしまえば自分は〝余所者〟という立場であり、元の世界に帰る方法を探しているとはいえこの世界の人達に随分と甘えてしまっている。彼女もその一人だ。だからこの言葉は呪いのようなもので、彼女が自分にどんな感情を抱えていようと自分は彼女のことをよく思っているよ、という先手を打つという狡い手だ。自覚はしている。「あら、その可愛い仔犬のお願いならきっと聞いてくださいます。私とってもGood Girlですもの。」と悪戯っぽい笑みを浮かべながらふわふわの毛皮を纏ったツートンカラーの髪が特徴的な先生の言葉を真似してみて。どこぞの学園長のように授業の邪魔はしないでしょ?と笑い。)
>>リク
困ったうさぎさんねぇ。
(1回今回が何回目なのだろう、と思わず吹き出してしまえば変わらず呑気な彼を見てそのまま口元を手で隠しながら笑って。規律と厳格さを大切にするハーツラビュルの寮長のことだ、確かに繰り返しの紛失は大目玉を食らってしまいそうだと考えればそれならば力を入れて探さなければな、と。「教室は後で行くでしょうし、先に中庭から探しましょうか。きっと朝日が照らしてくれるから探しやすいわ。」と踵を返して中庭の方向へと歩き始めて。教室に落ちていればきっと誰かしら見つけた時に声をかけてくれるだろう、と。)
>>エース
なんてことは無いわ。ここに手鏡があるでしょう?太陽の反射で光の動線を作ったらルチウスが一緒に遊んでくれると思わない?
(こちらを訝しむ彼の視線に思わず肩を竦めればなんてことはない、と付け足しつつ上記を述べて。まあようするに、ハプニングを作り出してつまらない授業を中断させてしまおうという魂胆だ。胸元から可愛らしい装飾の手鏡を取り出しては窓際に寄り、太陽の光を手鏡に当てては光の動線を作り出しそれをちらちらと移動させ。肩のグリムがそれを見てうずうずと体をくねらせているのを見て計画通り、と口角を上げて。その表情は余所者にそぐわぬ少し妖しい笑みで、グレートセブンに憧れる一生徒として実に相応しいものであり。「どうかしら、楽しいとは思うけど?」と彼にちらりと共犯を求めるような目線を向けて。)
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