司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>エマ
おやおや、あまり陰で舌先を濡らしては百獣の王に咎められてしまいますよ
(こちらを振り向く少女に歩み寄り、その髪の後ろで上品に光る真珠を無意識に見遣る。少し視線を持ち上げなくてはならないのは何とも言えない気分だが、この学園においては些事として扱うこととしよう。挨拶とともに紡がれた毒気のないからかいに、こちらもくっくっと喉で笑ってはひらりと両手を持ち上げ共犯にならないように言葉を選び。彼女は強かだ、とても。この世界で生き抜く術と言うよりは、この世界を楽しむための余白がある…そうだ、最初はそうだった。悲嘆に昏れるよりは楽しむべきなのだ、何事も。生徒の隣りに立ち、来た道を戻るように自らも授業棟へ足を運ぶことにして)
ところで、今からは何の授業へ?差し支えなければ、それまで私も教室に居てみたいのですよ
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