司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>ノア
ぐあ…っ…いっ、て
( 鍵を抜き取ろうと伸ばした手は空を切りぐるんっと反転する視界。どたん、と背中から落下し身動きがとれないなか無遠慮に腹の上に乗っかってきた相手によって起き上がる隙さえ奪われる。人を人として見ない王様気取りの司書が偉そうに此方を見下ろしていて──王様なんていらない。目の前が、心が、黒く、ドロドロに溶けていく。このまま堕ちて狂戦士に生まれ変わればゲームの盤面をひっくり返せるかもしれない。だってここは“図書館”だ。司書の全てがある…本も、居場所も、帰る手段も、その身さえ。ちっぽけなこの身が薪となり炎となることを知っている。…けど、胸ポケットから取り出した万年筆を握りしめる。魔法石の色、はもう、よくわからない。「…思い通りにさせて、たまるか……打ち上げられた魚みたいに、のたうち回れ!」行儀悪く中指を突き立てて苦し紛れの挑発。それから魔法の呪文を唱えれば自身の首筋に両手を掛け絞めようとして )
>リク
あらら“薬草”を採取して売るだけのかんたんなお仕事なのに…キシシシ!
( 断られると引き下がるものの自分の話にビクビクする相手を見て、ついつい悪戯心が湧き上がり上記を。…と言ってもその実態は、オンボロ寮のゴースト達にマンドラゴラを売るだけのお仕事…とは面白いから言わずに黙っておこう。なんて密かに楽しんでいたら相手が目的地じゃない部屋に入っていこうとするので止めようとして「リクくんそっちじゃな…はっくしゅ!」ほこりに鼻のなかをくすぐられクシャミを1つ。ムズムズする鼻を擦りながら「その部屋じゃないッス!」と改めて言い直し )
>ジャック
( しょんぼり下がっていた尻尾が拳を握ると同時にもふっと立ち上がり…いやはや。自分もあまり彼のことを言えないが、寮長が子犬扱いするのも納得の素直さだとつくづく思い。試合での彼の活躍に期待するとして、これから運動するしスポーツドリンクのボタンをポチッと。「給料入ったからね~!飲み物ぐらいだったら…あ、でもあんま高いのはナシッスよ。この前購買で1本700円もする水見つけてあんなん誰が買うんスかねぇ」と本当に他愛ないことを話しながら、出てきたボトルを手に取り )
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