司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>ジェイド
…どうぞ、置きっぱなしの本を“見つける”までごゆっくり
(彼の寮長に差し出せるものは何だろうか。本は学園のもの、此処は学園のもの、魔法は使えないし普通の生徒よりも役に立たない。困っている方を放っておけないのは事実であって欲しい…が、問題はその“助け方”なのだ。とはいえ、契約に対価は当然のこと…自分から差し出せるものを強いて言えば、)
…その本と似た内容で、自由に閲覧可能な本。手前から2番目の棚の3段目、青い背表紙のやつが253ページ。4番目の棚の1番下、紫の文字のやつは152ページ…
(彼から少しだけ離れた席に腰掛けて、小さな声で辿った記憶を呟く。自分もぱらぱらと手に入れた赤い本を捲りながら、2冊程本を提案しては人魚姫のページで手を止めて。目元をにんまりとチェシャ猫の様に細めては「ちょっとは魔法みたいです?」と彼を横目に見て)
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