司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>ジャック
君の寮は図書館と比べて気候も雰囲気も違うものだから…正直、服装や外観から内観、すべてが気になっていたのです。
(歩幅が違う彼の背中を追いながら、嬉嬉として彼の所属する寮に思いを馳せる。鏡を通り抜けたらどこの寮も別の世界、中でもオリエンタルなスカラビアとはまた違った…サバンナのようなその世界は図書館のような息の詰まる空間とはかけ離れているから。憧れは尽きない。ぴくりと動いた耳を見上げ、嬉しそうに目を歪め、)
>ラギー
分かりました…それじゃ、時給1000マドルで…内容によってはボーナスありでもいいくらいですね
(誰が言うものか。私が“そうしようとしているように”帰る手段を目の前で奪われては堪らない、そしてその行為を迷わずにするであろう生徒がいないとも言えないのだ…だって、友人の監督生相手ならまだしも、こちらはただの居候なのだから。差し出された紙を手に取り、文字の羅列を数秒見詰めては紙をポケットへ。メールアドレスは覚えた…律儀にメモを保存する手間もない。ついでに筆跡も覚えた…もちろん、最大限に悪用させてもらうつもりで。話しながらも図書館の奥の奥、自室へと繋がる扉に鍵を嵌め、開けば更に中へ。「ちなみに午後の授業が終わったあとのご予定は?」と、高い位置にしまうべき本が複数冊返却されたばかりだったことを思い出し、これ幸いと問うて、)
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