司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>ジェイド
…ふふ、いつにも増して意地悪が多いじゃありませんか。そんなにも私とのランチタイムを楽しみにしてくださっていたのなら、本当にもっと早く来れば良かった
(根も葉もない噂が五割だとして、良い噂が残り二割、そして彼らの得意とする契約に関するものが三割。正直、違反をした生徒に同情することはないが…自分も、少しばかり契約で叶えたいことがあるが故に耳に入ってくるのだけれど。遠くで生徒の声がする中庭で、耳に入るのは風の音とどこか楽しそうにも聞こえる彼の声のみ。彼が昨夜の罪滅ぼしにとこの場を設けてくれていて、彼にとって義務であろう時間をまるで望んだ事のように…からかいを含んだ言葉を並べながら開かれたボックスを覗き込み、)
…どうしましょう、まさか好物が出てくるなんて思っていなかったので…どうしましょう、
(両手でニヤけそうになる頬を押さえて数歩後退る。クリームパスタとハンバーグは作る手間があるが故、滅多に食べられない好物で…いい匂いだった、美味しそう、嬉しい… ちらりと彼を見上げ、すすっと視線を逸らしては「…食べたいです、物凄く美味しそう」とからかった手前、凄く小さな声で賞賛の言葉を、)
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