司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1547 ノア
(蒸気をまとったまま、適当にズボンだけ履き、バスルームから足を運ぶ。濡れた髪から水がしたたり落ち、肩に引っかけたタオルが褐色の肌の上で揺れていた。シャワーの途中、扉の開く音がかすかに聞こえたが閉じる音はなかったため、放っておいていたが、どうやら待てができたらしい。暗がりにノアの後ろ姿が見えている。半開きの扉の隙間から頭だけ覗かせている彼女に、片眉を上げて声をかけた。額に水滴が落ちるのを拭いながら、のそのそと近づくと、わざとらしく少しだけ扉を押し開ける。ドアノブにかかる彼女の手元にはまる指輪をちらりと視線を落とし)
俺は寝ろと言ったんだが?なんのために俺がおもちゃを与えてやったのか、分かってねぇようだな。
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