司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1333 ノア
──お前から徴収する気はなかったが、貰えるもんは貰っとく。
(差し出された鍵を、長い指先でつまむように受け取る。指先で弄ぶように鍵をひっくり返しながら、わずかに目を細めた。閉じられた扉、密室に2人きりの状況に相変わらず危機感がないなと思えば、司書の部屋と直接繋がっているらしい。そこに勿論踏み込むつもりはないが。 男としてはどうかと思うが……自分がここをどう扱うかをちゃんと見極めた上でこの鍵を預けたという事実も加味してひとまず、悪い気はしない。全く信用されすぎも困ったものだ。革のベスト裏のポケットからキーケースを取り出すと、そこに貰った鍵をつけると元に戻しながら相手の気遣いには不要だとばかりに手をシッシッと振る)
昼寝の邪魔さえしないなら、文句はねぇよ。
>>1334 カリム
お前のその心意気に胸打たれたぜ。それじゃあ遠慮なく期待させてもらうな。
(カリムの嬉しそうな顔を見て、少し鼻で笑う。自分がなにを企んでいるかなど知らず、朗らかに笑う相手にやはりこの学園の色には合わない生徒だと思う。少なくとも獅子の前で"何でも"などと喉元を晒すのは悪手だろう。今日はお目付け役がいなくて助かったと内心ほくそ笑みながら、最後の最後まで優しげな顔だけ作っていて。相手がターバンを置いたのを確認すれば、食堂の中枢に向かって歩いてゆき。生徒たちが群がる中、素早く肉料理を目指して周辺の生徒に退けと威圧しながらガンガン進んでゆく。目当てのジューシーな肉料理の前に立つ。手を伸ばし、肩で他の生徒を押し退けながらしっかりと皿にその一品を取ると、トレーに乗せ、相手の分も乗せると、軽く視線を送り)
お前は肉以外も必要だろ。食いたいものがあれば自分で確保しろよ。
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