司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>カリム
キミ──まあ、うん、いいか。倉庫ね、キミの量は本当に随分豪勢というか、煌びやかというか
( 鏡を通る瞬間の一瞬の違和感に慣れることはなく、ほんの少し世界が揺らぐ・・・のを、目の前の異国情緒溢れる景色に意識を持っていくことで耐えた。本の中で見た異国の地に似たそこは、快適な気候で、煌びやかで、端的に言えば派手・・・と、引かれた手に慌てて足を動かし。見た目こそ確かにこの生徒と大差ないかもしれないが、司書は司書だぞ──とは言わないまま、事実寮の中で道に迷う訳にはいかないものだからともう一方の手で軽く生徒の手をぺちぺちと叩いて )
ちゃんと着いていくから、そんなに強く手を引かないで──些か目立つよ、司書とキミは
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