司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1289 ノア
そうだったな、レディ。
(不満げな彼女の様子に、大袈裟におっと!と肩をすくめて見せ、からかうように口角を上げる。そのまま彼女の首元に目をやれば、そこには学園長が彼女に与えたチョーカーが悪目立ちしている。黒いリボンに輝く石――まるで仔猫の鈴だな、と考えながら、ふと指先でその石をつまむ。近くで見れば、自分のペンについている魔法石にも似た光沢を帯びている。やはり、何らかの機能を持っているのは間違いない。指を離し、石が彼女の肌を滑るのを眺めながら、気怠げに呟く。石の表面に映り込んだ自分の顔は悪い笑みを浮かべているように見えた)
――次はナシで自由にやるんだから、前借りしたって構わねぇだろ。面白い反応だといいな。
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