司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1287 カリム
……はぁ。アイツもお前も、立場に甘んじ過ぎだ。口にしなきゃわかんねぇことだってあんだろ。
(世話役といい、カリムといい、お互い信用や希望的観測の元行動するからこの間のように面倒なことになるのだ……と、いつぞやに世話役がドッカーンした事を思い出しながら、やれやれと首を振る。背後から聞こえてきた声に、振り返ることはせず、肩越しにカリムを一瞥する。少し考えたあと、相手はめげないしょげない前向きな男のため、どうせ断ったところで、あの手この手で誘い続けてくるのは目に見えている。ならば最初から付き合ってやった方が手っ取り早いだろう。と、判断を下し。ぶっきらぼうな口調ではあるが、承諾して。気楽な性格のカリムとなら、賑やかすぎることを除けば、悪くない相手と言える。この学園で自分と金銭感覚が最も似ていることもあるし、肉しか食わなくとも何も言わないだろう。そんなことを考えながら、再び歩き出す。さて、今日は何を食うか――ぼんやりと考えながら)
勝手にしろ。
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