司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1267 ノア
(彼女が再び百面相を始めたので、これは真意が伝わってねぇな。と察するものの、特に言及はしない。それに、今日は"彼女らしい"時間を過ごしたんだろう。自分も楽しませてもらったし。なら、それでいい。何も言わず相手を追いかけ、乗車する。無遠慮な日差しは遮られ、冷房の効いた風が一気に足元から流れてくる。こんな子いたか?という囁きが聞こえるのを聞いて人の資質くらい見極められないのかよ。と、内心バカにしたように車内の生徒たちを一瞥して。奥へと進むとより冷房が効いている。スカートの彼女には堪えるかもしれない。窓際を占領した彼女を確認したあと、腰に巻いていた毛皮を無造作に外し再びノアの膝へと放って、自分はどっかりと腰掛ける。自分を見上げた彼女は幼さの残る表情を浮かべている。自慢するほど楽しかったようで何よりだなと、己の成果を感じながら同意を示した。彼女の言葉の中に、わざわざ"キミのおかげ"と付け足された部分が妙に耳に残る。感謝の意図なのか、それともただの事実の確認かは定かではないが――本質なのはそこではないだろう。"司書でも楽しめた"じゃなく、"自分が楽しめるような心持ちだった"というところがこの外出の評価を分かつポイント。恐らく話題に挙がった2人もそう言われた方が素直に良かったなと言えるだろうし。適当に腕を組み、浅く目を閉じながらひとつ息をついて)
いいんじゃねぇの。楽しいかどうかはお前の心持ち次第でどうにでもなるけどな。
>>1268 カリム
お前に何かあるとまた騒ぎになるからな。
(素直なお礼に、苦虫を噛み潰したような顔で首を横に振る。残念ながらそんなお綺麗な感情で手を差し出したわけではないので。困った顔のままのカリムが身なりを整えるのを待ち、相変わらず煙に巻こうしてんのかアイツ……とここにいない蛇のような世話役を思い出した。自分が来た道、そしてそのついでに目に入った時計を頭の中で辿る。この時間帯なら大体の生徒の行動は決まっている。そしてそのルートは自分も踏む予定だったため、乗りかかった船だと彼に提案し)
今の時間なら食堂だろう。お前も昼飯まだだろ、見てくるといい。
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