司書 2020-03-22 13:34:22 |
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>>1258 ラギー
口が減らねぇな。まったく……こんな本、転売する奴すらいねぇってのに。
(眉をひそめつつ、ラギーの軽口に面倒そうに舌打ちする。ショップバッグを指で軽く持ち上げながら、延々と店主と交わしたやりとりを思い出してだるそうに片手で髪をかき上げた。相手の質問にはご尤もではあるが……更に表情を険しくさせて「チェカがいるんだよ」と忌々しそうにぼやいた。とっとと帰省した日に甥っ子が来るというのを耳にして、まだいろだの世話を焼きたがる周囲の反対をガン無視して入れ違うように飛び出したのは記憶に新しい。のんびりするどころか、まともに寝ることすらできやしない。そんな環境で冬休みを過ごすなんて、冗談じゃない。甥っ子の無邪気な笑顔を思い出すだけで気分が滅入る。振り切るようにラギーと、彼の足元にまとわりついている犬っころどもを見て)
――で、お前の次の仕事は犬の散歩か。
>>1262 ノア
そういう王子様がご所望なんだろう?
(ククッ喉の奥で笑いながら小さく笑い、リボンを解くように彼女の髪から手を離して。口の端をわずかに吊り上げ、丁寧に髪を整える彼女の横顔を盗み見る。望んだ見返りを得るために動いたわけではないが、それでも、今日のすべてが何の意味もなく終わるとは思っていない。彼女がどこまでその意味を測るかは知らないが──「俺の善意がどういうものか、精々考えるんだな」と付け加えると、バス停の列に並ぶ。バス停にはすでに何人かの生徒が並んでいた。俺の姿に気づくや否や、小声で何やら囁き合っている様子。自分自身でも珍しい光景であると自覚しているため、ちらちらと向けられる視線が鬱陶しいが声を掛けるつもりはない。背中に回った彼女を隠すようにガンを飛ばす。ヒエッと慌てて前を向く生徒たちにフンと鼻を鳴らせば、バスが近付いてくる音と、彼女の素直なお礼の言葉を聞き取った。フッと肩をすくめながら、彼女の礼にこちらも素直に応えたところで、タイミングよくバスが滑り込んできた。列は進み、自分が乗りこむタイミングで後ろについてきている彼女の肩を軽く押し、先へと促す)
どういたしまして……ほら、さっさと乗れ。
>>1263 カリム
……はぁ。世話役はどうした。
(昼寝から目覚めて校舎へと戻れば、盛大にすっ転んでいるよく知った顔を見て盛大にため息をついた。これ俺が触れなきゃダメか?と周りを見回したが、自分とそしてカリムという大富豪の子息2人にうわ絶対関わらんとこ……と周りがサーッと引いていったのを見てもう一度吐息を吐き出して。首根っこを掴むようにカリムを起き上がらせようとして)
(/ 初めまして!カリム君、ご参加嬉しいです!不遜な態度で大変失礼いたします;よろしくお願いいたします)
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