担任 2020-03-14 21:19:35 |
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◎ 入学手続き書
名前 / 四十万 五六
ふりがな / しじま いつむ
性別 / 男の子
番号 / 2
容姿 / 灰色味がありながら青光りする黒髪で、生まれつき緩やかなスパイラル状に伸びる質のショートヘア。前髪は6:4の位置で適当に割れており、鬱陶しくなれば切る程度の手入れのみ。この若さで眉間に既に筋が走り、頬の筋肉を殆ど動かさないが為に少々痩けているのに加え、ふてぶてしいタレ目が余計愛想を削いでいる。ギリシャ鼻の下の唇は意識しない限り真横一文字に固く結ばれたまま。ブレザーのボタンを留める場面は数える程度のみ、インナーは指定のシャツを着ずにハイネックカットソーやフード付きパーカー等を愛用。特に筋肉質でもないけれどバランスの取れた体躯で、骨の密度は高い。具体的な身長の数値はいつも暈してばかりで本人と測定した誰かのみが把握しているとか。平均身長?高身長の女性がヒールを履いて並んだ場合、どっこいどっこいか負けているのを考慮すると170に達しているかいないかではと想定される。私服については、上質なのを強要される影で極端に反骨精神を露わにしたファッションを嗜む。
性格 / 競争心が高く甘んじる事を許さない。しかし競争する相手とは他でもない己自身であり、目標を一つ達成したらまた次と絶えず努力しなければ落ち着かない性分だからこそ。息抜き下手でゲームに唯一の非現実感を見出している。時に筋の通らない人間に怒りを覚え、苛立ちや心痛はひっそり篭って掻き消そうとする不器用な生き方が目立つも断じて人嫌いではないし、寧ろたった一人でも構わないから変わらず愛してくれるのを胸の奥底で求めているのは自覚済み。無論仲間内を非常に大切にする上、自己犠牲も厭わないズレた愛情の持ち主。心を許した相手にこそ上っ面だけの社交辞令を捨て去って年相応の姿を見せる。
備考 / 祖父は古い価値観を頑なに持ち続けるタイプで、祖母は気弱で奥床しい人だった。祖父祖母共に加齢と持病で芳しくない上に、祖母は認知症を発症して現在祖父が経営するグループ傘下の高級な施設に入居中。両親は昔から多忙で家を空けるのは当たり前、国立病院の医師になるよう期待して教育ばかりに力を入れたのが一人息子には重荷になっている半分従わざるを得ない、という現状。遊び上手の従兄弟に教わったゲームに嵌った結果、今のゲーマーっぷりが板につき、親の目の届かない隙をみてはゲームばかりするように。音楽のセンスを母から受け継いでいるので中等部まではかじってはいたが今は全然。他三人の男子達に比べての背の低さはコンプレックスなのは確か、言い訳は栄養が全て頭脳に行ったから。犬猫アレルギーでペットは飼えない代わりにバーチャルのペットなら液晶画面越しにいつでも触れ合いOK。本当に叶えたい将来の夢は秘境や遺跡を巡る命知らずの冒険家、有名な米国映画の某教授を尊敬して止まず彼のDVDはミニマリストに似つかわしくない「 絶対に何がなんでも捨てはしない 」対象物である。なお、運動神経も平均より高く芸術のセンスもあり、学力も高いということで常に成績第一位をキープ。
女4を先に提出させて貰ったのと同じ背後から伝言。黙って読め、駄目出しなら幾らでも受けてやる。だとよ。担任の口調に合わせて俺もこうしただけだからな。延長と言っておいて間に合わせたのは許せ。以上。
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