匿名さん 2020-02-26 18:56:02 |
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感謝する。……手当が上手いな…。
(手当された傷を見ながら感心したように礼を述べる。腕をしげしげと見つめている最中に少女に先程の化け物の事を問われ、答えていい物かと思案げに俯き、暫くしてぽつりと答え始める)
情けない話だが、俺もあまり深くはあの異形について知らない。ただ、あれは人の営みを脅かすものだと教えられて戦っている。組織の上の奴らは色々知っているのだろうが……俺は下っ端なものでな
(ぽつりぽつりと声を出す。本当はもう少し知ってはいるのだが、民間の少女に話せるのはここまでだと思い口を閉ざす。だが事実あまり深くは知らないため、自分が戦っているそれの事をよく知らないと話したところで自嘲的な笑いが零れる。ここで戦っていればまた兄と出会えるかもと思っていたが、それは未だ叶っていないことに嫌気が差し、思わず舌打ちのような物まで盛れてしまい、しまったと思うと眉間にぐっとシワが寄った。)
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