幕末怪奇桜花物語【戦闘/和風/日常/幕末/元ネタあり】

命がけの物語の始まりは、とある女子高生の修学旅行からだった___

修学旅行の班行動中に出会った怪しい占い師に自分の運勢を占ってもらったのが原因だろうか
お土産品を見ていると、空は赤黒くなり周りの人達は一瞬にして消えてしまった
女子高生は静かになった京の都に一人になってしまった
何処かに人がいるかもしれない、と人を探して歩いていれば突風に襲われ、周りが光り眩しくて目を閉じた
突風が収まり、目を開けると其処は夜の京の都だった

周りも今さっき居た場所とは違う
戸惑っていると、白い髪で狂気に満ちた赤い瞳の血に飢える化物が現れた
血に飢える化物が女子高生に気付き、斬り殺そうとした瞬間化物は断末魔をあげ倒れた
化物と同じ羽織を着た隊士が、斬り付けたのだろう
女子高生は、気絶してしまい朝起きると知らない場所で

これは一体、夢か現か
不可思議な事象に恐怖している、女子高校生と幕末を生きる者たちの日々が幕を開ける___