そんなことは見れば分かる。だが男物の服は俺の分しかないし、この体格差ではもて余すだろう。今お前に合う服はそれしかない(相手の言動を反抗と取ったか、眉根を寄せて早く着るよう促すように、手をひらひらと振り。埃で咳き込む相手を多少心配はしたものの顔には出ず)待っていてやるから早くしろ(部屋の中まで入って着替えをじろじろ見ることはせずに。廊下に立ったまま、腕を組んで少年が着替えて出て来るのを待って)