ふむ、自動車か…栞がいつか奴を飼い慣らして、尚危険が無ければ良いのだが…。 ( ちらり / 相手の様子に疑問符浮かべながら ) ──あれか、中々の大店じゃな!……儂らが待っているというのに、自動車とやらは止まらんのう。何とも気遣いの心が無い連中じゃ。 ( 目前に見える大きな建物に目を丸くして / 相手に倣って待っているものの直ぐには止まらない車に首を捻りながら )