〆　二人を囲う冷たい檻

(/先ずは拙いプロフでしたのにお選び頂き有難うございます！早速移動をさせて頂きました。とても素敵な世界観に携われること、心から嬉しく思います！宜しくお願い致します！)

こんにちは。ご足労をおかけしました。此方こそ、ありがとうございます！男人魚様のようや素敵な方とやり取りできることを心より嬉しく思っています。

早速ですがプロフィールを少し付け加えたので、目を通していただけたら幸いです。気になる点などございましたら、遠慮なく仰って下さいね。
当方としましては、男人魚様の容姿や性格、備考は最高に好みでドキドキしました。恐れながらも、気高く美しい人魚様の色んな表情を引き出したい、可愛らしいお顔で小馬鹿にされてみたい、と胸が‥！

また今後の進め方や、細かな設定などを話し合っていけたらと思いますが如何でしょうか？スタートは、募集にも書いたように人魚様を如何にか手に入れて邸宅に運び込んで接触を試みる、をイメージしております。
細かな設定としまして、言語は通じるかどうか、人魚様の食事はどうしていこうか、当方に許嫁がいるかどうか、迷っているので相談させて頂けたら嬉しいです！


ｐｆ

氏名：セオ・エバンズ
年齢：18歳
容姿：身長は178cmくらい。多少の筋肉はついているがやや細身。触り心地の良さそうな波打つ髪は金色で、眉や睫毛も同色。生まれつきの体質なのか肌はあまり日に焼けていない。彫りが深く目鼻立ちがはっきりしている容姿と身分が高いからか、ご婦人からのお声がけが多い。
性格：感情的になることは少なく、事なかれ主義。人並みの付き合いが出来る程度にはコミュニケーションを取るが、自分から積極的に関わろうとしない。場を弁えることは知っているので、目上の方に対しては失礼な態度は取ることはない。
爵位が伯爵の階級を持つ祖父や父親に厳しい教育を受け、実母からはただ跡取りとして育てられた故に愛情というものを知らない。人や物に対しての執着も然程ないので、交友関係は当たり障りのない程度である。素を見せられるのは、長い付き合いの悪友一人のみ。（誘われて狩りや娯楽、女遊びをする)
今後の人生において希望もなければ楽しみもない、ただただ一族の体裁を守ることや政務に縛られて老いていく事に嫌気がさしている。
備考：幼少の頃に祖父が生捕りにされた人魚を地下室で管理していたのを盗み見た。狭苦しい檻代わりの水槽の中で錆びれた鎖に繋がれた美しくも悲しい生き物に、幼子ながらも一瞬にして目を奪われた。忘れられない記憶ではあるが、果たしてあれは偽物だったのか本物だったのか。月日は流れていき、幼い頃に見た夢幻を誰に打ち明けるわけでもなく、人魚以外に興味を持つことはないまま生きてきた。

氏名/ルナ
年齢/16程の見た目、実年齢は3桁に届くあたり
容姿/腰まである長い髪はうねるような巻き毛、光の加減によって艷めく真珠のような光沢を持つ白色。月のような冷たい金色の大きな眼を縁取る長い睫毛も同様に真珠色。青白く透き通る透明感の強い肌は滑らかで傷一つ見られない。下半身は髪色同様に日の当たり具合により青色を基盤に七色に光る鱗の尾ひれを持つ。全長は170の後半程、然し痩身故に威圧感は薄く儚い印象を与えてしまう。陸地に上がった際には170半ばほどの背丈に変わる。手の指には水掻きがあり人ならざるものという事を強めている。鋭い牙と鋭い爪を持つ。
性格/よく言えば芯のある、自分を持った、悪く言えば頑固、譲らないそんな性分。絶対的な男脳であり共感性に欠ける。結果こそ全てと捉える自虐的でなりふり構わない行動も多々。自意識も強く自尊心も高い、自分の良さを必要以上に知っているため傲慢で身勝手な節も見られてしまう。精神的には非常に強くタフと見られるが自分の気持ちにも人の気持ちにも寄り添えず鈍感な面も。自信があるからこそ高飛車で他者を下に見る虐めっ子気質。面倒見は悪く無く、且つ非情にもなりきれない為に結局のところで貧乏くじを引きやすい。
備考/陸に上がると自然と尾ひれが人の足に変わる。然し極度の不安症に至り情緒不安定の感情的になってしまう為水の無い場所を避けている。水辺に戻れば落ち着きを戻し冷静に戻れるが、普段の自分とは違い本能的になる陸地を恐れている。人魚の中では未だ未だ若造の一人、陸地に対して興味はあるが住むべき場所ではないと考える。同年代の人魚、加えては片思いをしていた女形人魚をからかい勇気試しとして人間に近づいた所を狙われてしまった。逃げ切れるところ、嗾けた女形人魚が捕まり掛けた所を身代わりとして助けて己が捕獲されてしまった。
性別/男

(/素敵なプロフィールをありがとうございます！セオさんの人となりを知る事ができてより一層と世界観に踏み込めました！、殆ど提出したままではありますが男人魚のプロフィールも此方に提出させていただきます。
言語は通じるが難しい言い回し等は理解ができない、食事は生肉や魚介類を好む、水辺に触れていれば精神が安定するため連れて帰った後はバスタブにて過ごすことが多い、歌が上手、と言うのが今簡易的に考えている人魚の特徴でした！
許嫁設定も物語の切なさを高めるのにとてもすてきだと思います…！人魚に対してこの要素を入れて欲しいなど有りましたら遠慮なくお伝えください！)

おはようございます。追加有りのプロフィールありがとうございました。実は女形人魚ちゃんに片思いをしていたり、冷たくあしらえない不器用な優しいルナ君がとても可愛いです！
迷っていたのでアドバイスを頂き、助かりました。では、言語と食事についてはその様に致しますね。バスタブ！想像しただけで、可愛らしい…！！素敵な提案をありがとうございます。
では、当方Cと許嫁はお互い顔見知り程度の愛なき政略結婚とします。その中でもやはり女性としては将来的に妻となるプライドや求められない寂しさがあり、人魚に夢中な当方Cや被害者(被害人魚?)ルナ君に辛くあたる、といった感じにしたいです。許嫁は直接的な登場はせずに、描写の中でその部分を表したいと思います！（邸にいる温かみのない家族、使用人につきましても許嫁と同じ感じでの登場となります。）
ルナ君や背後様が素晴らしいので、今のところは追加の要素はないです！が、もしやり取りを進めていく中で設定の付け足しや今後の展開について提案などがあれば相談出来たらと思っております。不甲斐ない主ですが、どうぞよろしくお願いします！

こんな感じで宜しければ、次から初回ロルを回してもよろしいでしょうか？

おはようございます！ご確認をありがとうございます！強い恋慕では無いにしろ片想いの感情が有るからこそ少しずつセオさんに惹かれる想いに対しての葛藤だとか同性だという事に対して思い悩む描写が取れればと思いました…！！
政略結婚の許嫁、その難しい関係をきっとルナは理解を出来ないでしょうしだからこそ無神経な発言を許嫁さんに行うことかと思います…！辛く当たることなど此方は問題ありませんので、引いては御家族さんの描写もお好きにして頂けると嬉しいです！
展開についてなど都度ご相談と承知致しました！
拙い背後では御座いますが何卒宜しくお願い致します！
お任せしてしまう形となり申し訳御座いません、初回ロルをお願い致します。

(無機質で頑丈な玄関の扉へと続く階段を前に一度歩みを止め、生まれ育った場所の筈が息が詰まる様な居心地の悪さを覚える邸を見上げて、一つ溜め息。背後に控える二人の付き人が横抱きにする水を運ぶために作られた大がかりな水袋には、先程の夜会で開かれたオークションで競り落とした人物ーーではなく人魚が入れられており、彼を早く広い場所へと思うと意を決して前向き直り邸の中へと歩みを進め)

戻った。ー…それは、自室へ運んでくれ。

(ホールには使用人らが待ち構えており一声かけて自室へと戻ろうとした矢先に母親が現れ、一瞬苦虫を潰した顔になるも平静を装いうと付き人へと人魚の件を申し付け。「お母様、今戻りました。あぁ、アレですか？人魚、とやらです。ー…いや、観賞の為に手に入れただけですから。ええ、飽きたら処分しますよ。」適当にあしらえばもう休むと足早に自室へ向かい)

御苦労。もう下がって良い。

(人払いをかければ部屋の中央には一足先に運ばれた人魚が無造作に置かれているのが目に入り、人が入れる程の水槽など持ち合わせもなくどうしたものかと顎に手をやりながら袋の側へ。水袋の結びを解こうと手を伸ばして開けると、恐る恐る中を覗き込み)

(多くの眼が多方面に渡り評論家の如く頭の先から鰭の先までを這いずるように舐めていた。薄気味の悪さと吐き気が込み上げるのは透明な檻が己のことを絶対に逃がしてはくれないと知らしめていたからか。程なくして強い盛り上がりが、確固として逃がさないと訴える密封された水槽では音が聴き取りづらい物の、どうやら己は″買われた″らしい。暫くして狭苦しい水袋に移されると状況が見えずとももう二度とあの海には帰れないのだと思い知る。ギリ、と鋭い牙が下唇を噛み締めては痛みだけが辛うじて今こそが現実なのだと教えてくれた。)

─────僕をどうする……ッ。

(解かれた水袋、その隙間より爪の尖った手を伸ばせば怯えることなく彼の襟ぐりを掴む。力任せに引き摺り寄せれば近づけた主人の顔を初めて正面より覗き、刺々しい警戒心は薄れないがほんの僅かに体の動きを止めて。驚きもする、今掴んでいる人物が、引いては己の買い手であり主人である人間が他ならない先のオークションで唯一似合わないと思った存在だった。それに気付けば掴んでいた指先より力がスルスルと抜けて水袋の中へ籠るように腕を引き戻して)