△ 2020-02-03 14:03:20 |
通報 |
(恐る恐る話し掛けた後、ピクリと身体が動いた。神父様にこの事を伝えるべきなのだが、何故か伝えてはならぬ気がして秘密にする事に。ゆっくりと起き上がる姿を見ると慌てて身体を支えようとする。背中の傷は思ったよりもそんなに深くはない。これなら私でも治せそうだ。身体を支えながら全身黒づくめの彼へ「急に動いたら傷口が開いてしまいまうので、あまり動かないでください。背中の傷、すぐに治しますね?」一呼吸置いて落ち着かせた後、魔法を使って傷を治していく。見る見る内に背中にあった痛々しい傷は消えていき、まるで傷は最初から無かったかの様で。綺麗になった肌を見て安堵し、彼と向き合う。全身真っ黒な姿は威圧的な筈なのだが不思議と威圧感はなく、恐ろしい程に落ち着いているからか自然に話し掛けており )
あの……私はリリアーナ・イザベルと申します。どうしてここに──教会へ来たのですか?
( / 優しいお言葉の数々に恐縮です。素敵な文章なのはあなた様の方ですよ!お返事を見て自分の稚拙さが露呈されてしまいお恥ずかしい限りですが。此方こそ改めてよろしくお願いいたします。 )
トピック検索 |