☆°。 2020-01-25 09:25:42 |
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せってー
未成年宝石症候群 …… 思春期にある未成年がアイデンティティの確立に失敗した際に起こる。自らを琥珀のように宝石の中へ閉じこめ、代わりとして"理想の自分"を生み出すとされている。
現代では宝石の中へ閉じこもったオリジナルを"原石"、理想とされる代わりの人間を"Jewelry(ジュエリー)"と名付けられた。
大体のJewelryが同性であることが多数報告されているが、中には異性別のJewelryも報告されている。このケースでは自らの性に疑問を持っていた、或いは異性に盲目的な理想を抱く原石が当てはまるようだ。
ムヨク …… 未成年宝石症候群を発症する未成年に対し、その原石を破壊しようと目論む謎の集団。原石が破壊されてしまうとJewelryを含め死に至るため、社会問題として取り上げられている。
Jewelry至高主義 …… 最近現れ始めた新たな思想主義。人間は皆当たり前のように理想の自分を持っているため、未成年宝石症候群を発症せず、Jewelryにならない人は向上心が無いとみなされ、風当たりが強くなる社会情勢のこと。
原石信仰 …… Jewelry至高主義に反するように現れた宗教団体。ありのままの自分こそが最も自然であり、神に近いという教えの中でJewelryの差別を行っている。出来るだけ自分の子をJewelryにしたくないという親がこの宗教を信仰することが多く、結果としてJewelryなる子供が増えたため、社会問題として取り上げられることがしばしばある。
岩石 …… 未成年宝石症候群になった患者のごく一部がまれに発症する状態。原石が存在しているにもかかわらず、Jewelryが存在していない症例。原因は不明。治療は困難であり、現在は不治の病とされている。
鉱石 …… 岩石となった未成年宝石症候群患者の更に低い確率で発症する重症化現象。ある日突然原石の中にJewelryが現れ、二人は不自然な形で融合。その後良心や罪悪感の消えた反社会的人格と成り、他者に害を与え続ける。原因は不明だが、他者に理不尽を強いられていた者やいじめなどの経験がある人物が起こしやすいとされている。
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