雄太郎 2020-01-21 03:40:27 |
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ハハ、確かに旅行中に渡すのもアリだなぁ。でもその辺は内緒にしとくわ、折角のお楽しみ奪っちゃつまんねぇし。まだまだ考える時間なんてたっぷりあんだから。…ハッ、こちとらお前が喜ばなくなって頼み込んででも傍に置いておく心算だっての。散々時間も逃げ道もやったんだから今更離すつもりねぇのよ。──俺の頭ん中がどんだけお前でいっぱいか見せてやりてぇ位だわ、見たら納得すんじゃね?…いつだって心から言ってるっつーのに。まぁ御所望とあらば断れる訳ねぇなぁ…愛してるよ、雄太。いつだってお前が俺の1番だし、心の支えだ。…フハ、目の前の俺より空間に煽られちまうって?嫌だな、妬けるわぁ。──…ハハ、悪ぃな知ってるわ。(双眸を伏せ一呼吸置いてから再び相手と視線を絡めれば期待に添えるかは分からないものの小さくはにかみつつ心情を吐露し。鼓膜を揺らす笑声に乗り揶揄染みた言葉を投げては、こちらを見ろと言わんばかりに相手の顎を捉えるのは傍若無人さ故。濡れた髪が額に張り付く不快感が相手の戯れによって取り払われ、頬へと口付けを贈られれば横目でその表情を盗み見て満足気に口角を緩め、離れた瞬間に恋人の頬へと頬擦りを返し。2人分のモヒートを注文すると、片手で相手の臀部を支えつつ出てきた蓋付きの鮮やかなグリーンのプラカップの片方を手に取り差し出し)はいよ。…モヒート2つで。──なぁんかサッパリしたの飲みたくてさぁ。
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